友人と待ち合わせをしました。少し早めに到着し、カフェで時間を過ごします。今日二度ほどメールのやり取りをした学生時代の先輩は、いろいろ博識で外国にも詳しく、いつも色々と面白い話題を振りまいてくださいます。その先輩に「ハンガリーはワインも?」と聞かれました。そう、自分には当たり前のことでも、1000万人ほどの人口のこの国については、知られていないことが多いのではと思います。ハッとしました。

 初めてこの地を訪れ居住し始めたのは、今から丁度10年前の1月。ブダペスト行きを告げられた時、「ブダペスト?ブカレスト?」というのが最初の一言でした。首都の名前すら危うかった私です。バルトークも今でこそ「好き」なんて言っていますが、最初は辛かった。話の種になることは経験するという性質なので、半分我慢もしながらコンサートに通いつめました。

 ワインは随分飲みました。畑にもセラーにも行きました。今その残像でどうにかハンガリー生活が進んでいますが、先輩に尋ねられると、もう一度自分の目で今の状況を確かめたくなります。昨年秋に到着以来数ヶ月、淡々と過ごしてきましたが、春の訪れを前に、少しずつテンションが上がりつつあります。

 友人を待つ前に、お得意のミルクコーヒーを1杯。ハンガリーは首都に極端に集中した国だとは聞いていました。確かにそう。先週までいたハンガリー第二の都市デブレツェンから見ると、ブダペストは随分「都会」だと実感する、ここ数日です。
 年末に体調を崩し、ハンガリー風の冬の越し方を真剣に考えなければと思います。

 年初に話したハンガリー(人)の友人達は「カーポシュタ・シャラータを食べる」と口をそろえます。つまりキャベツサラダ。シンプルですが胃腸にもよさそうです。

 このところ外食ではメニューにあれば注文するようになり、ちょっとしたマイブーム。千切りにしたキャベツにビネガー、塩、砂糖、といった中身でしょうか。青いものが手に入りにくい季節の知恵を感じます。何せ酢が利いていますから。自分で作るときは、たまねぎとにんにくを摩り下ろして入れた自家製ドレッシングであえています。クミンも加えて。

 日本では丸ごとのキャベツは食べきれず、それほど食卓に上ることがありませんでした。今は、少し堅めの冬のキャベツ、市場で丸で購入します(4分の1なんてほとんどない、ということもありますが)。冷蔵庫に入れても傷みも少なく重宝します。

 クリスマスのロールキャベツ、我が家ではパスタにスープ。外ではキャベツサラダ。あと少し寒い時期を過ごします。2月はそう、私の月です。
 語学は若いうちに、とは思いません。別に年を重ねてからも遅くはないでしょう。ただし語学研修プログラムは体力勝負のところもあるのは身にしみます。頭がパンパンで、宿泊先に戻るとガクッと力が抜けます。

 生まれて初めての「留学」をしています。日常を一切離れてハンガリー語の勉強にだけ力を注ぐ――周囲の協力あって実現しました。改めて良い勉強方法だと思います。8時半から休憩を挟み5時半まで。今日は終了後すぐフラットに戻り宿題を半分済ませます。大学に戻り夜7時半から演劇のパフォーマンスを鑑賞。大学の3人組の劇団員が、欧州らしく、少し政治色のあるユーモアたっぷりの劇を見せてくれました。

 英語ネイティブの人以外とはハンガリー語で話すようになっています。ブダペストにいたのに、私は何を聞き何を話していたのだろうと思います。この2日間でかつて時間をかけていたハンガリー語が蘇りつつあります。9時をまわり、そっと部屋を出て一足早く家に向かいます。赤ワインを少し飲んだだけですが、膝下が何とも言えないダルさです。

 私の場合今が一番体力がある時。さらに年をとった分、知恵でカバー。明日も楽しみです。
舞台が華やかすぎて音に集中できない時は、目をつむって聴くことにしています。今晩もそんなコンサートでした。姉妹のソリスト、バイオリンとチェロの演奏は若々しく好感が持てます。でも、ドレスを着た彼女達は美しすぎて、目のやり場に困ります。枯れていくことが必要な場面は、色々な分野にあるようです。

昨夏に偶然聴くことができた、地元杉並公会堂でのとある演奏を思い出します。3人の女性ピアノ、バイオリン、チェロの演奏。この時も目をつむって聴きました。華やかな舞台上とは裏腹に、いい意味で力強いオヤジらしい演奏でした。丁度私と同世代です。同じ位の年齢の演奏家の演奏を聴くのは、自分の鏡を見るようで、とてもいい体験でした。妙に力が湧きました。40代、これからのご活躍を、ここデブレツェエンで想います。
(20080117)
 5日目の朝、授業前のカフェにいます。昨日までは大学のスタンド式ビュッフェでパンとコーヒーの朝食でしたが、昨日ようやく外で買い物ができ、インターネットカフェに持ち込みました。

 大学内の教会の地下にあります。同じ建物の3階に私たちの教室もあり、キャンパス散り散りになった受講生達が、授業の合間休憩時間に集まります。

 2週間で30枚のドリンク無料券が配られており、1ドリンクでインターネットが使えます。帰りに寄っても人が自然と集まる、よいシステムだと思います。ここで会って食事に一緒に出かけることも。

 このコースは80年の歴史があり、何かとよく考えられています。基本は「お好きなように」というところはヨーロッパらしい。

 朝も皆寄っているのだと知りました。ネット社会ではあるけど、そのPCの場が人の拠点になる――現代人の距離感が何とも言えない空間、インターネットカフェです。
 拙ブログ内「最近の記事」の7項目に「お茶」の字があまりないのに気づきます。しかし、お茶は飲んでいます! ワインやコーヒーばかりではありません。そしてお茶話もしています。

 焙じ茶を飲む、という話が結構耳に入ります。私も自家製焙じ茶を作って飲みます。先日のブログにそうアップしたら、静岡の老舗お茶専門店さんからコメントが。「自家製焙じ茶に、粉茶混ぜて飲んでいます」と。ありがとうございます。いつも勉強になります。

 粉茶はあまり家庭にはないお茶かもしれません。私も煎茶は手持ちにありますが、粉茶には手がまわりません。粉茶は「粉茶を作ろう!」と言ってできるものではなく、煎茶を製造する過程で出てくるお茶。美味しい煎茶からは美味しい粉茶が、ということです。急須や茶漉しを通して淹れる粉茶ではなく、そのまま茶碗で湯に溶かして飲む「粉末茶」が手元に定番であります。今回はそれを使って応用してみます。

 私の自家製焙じ茶は、今は茎茶を使っています。この「茎茶」は茎だけではなく、煎茶もほどよくブレンドされ、さらに味がしっかり出るようになっているもの。普段より軽め、香りが立つまで焙じて急須に、沸騰したお湯をワンクッション湯冷ましし90度超くらい、もちろん高めの温度です。ごく少量の粉茶を振り入れた茶碗に注ぎます。焙じ茶はあっさりした飲み口、これに粉末茶を足すと香ばしさを楽しみつつ、味にコクが出ました。

 水色をガラスの器で比べると、焙じ茶+粉末茶は渋い緑色。バリエーションとしていい色の違いです。ふと、茶歌舞伎をはじめとしたお茶当てクイズなどの機会に取り入れてみようかと思いました。煎手(クイズのお茶を淹れる人)が大変かもしれませんが。粉茶の場合は、焙じた茶と一緒に急須に入れて、お茶を淹れます。

 お茶と一言で言いますが、定番をいくつか揃えておくだけで、組合せ次第で随分楽しめると改めて思います。あれがない、これがない、という生活ですが、もう少し頭を使ってお茶生活をしていこうと思います
 グラスを持ちワインセラーを進みます。12世紀のワインセラー、モンゴルが攻めて来た時に隠れたという部屋を見てから、ワインテイスティングに入ります。

 週末のイベント「遠足」でデブレツエンから郊外へ足をのばしました。久しぶりに冷たい雨です。昼間はハンガリーの「手仕事」の見学のため、外を歩きました。

 どうも特別なセラーのようで、色々説明がありますが、疲れているせいかアルコールの回りが速いです。だんだん酔っ払ってきて、美味しければどうでもいいような―。赤→白3年もの→白7年もの→赤3年もの、と進みます。

 学生の中のフィンランド人が歌い始めます。伴奏はクラリネットのみ。昨日から何かと、ずっと歌っているらしいのです。フィンランド語とハンガリー語は元々は同じ、ウラルアルタイ語族です。通じるかと双方思って試してみても、やはり通じないらしいです。

 「ケセラセラ」の大合唱になってきました。ハンガリー語を習うなんて。「なるようになる」、という人たちなのかもしれません。もちろん私もその中の1人。

 寒い中歩いたのに、ワインで風邪も引かず、その後の1週間も無事過ごせました。
 冬は朝早くスタートすると1日がうまく使える――頭ではわかっていますが、朝弱く夜型の私には実行が難しいのが本音です。

 8時半から授業をすることで、正味1日6時間(90分X4コマ)をハンガリー語に傾けることができます。4限目はもう外は真っ暗ですが、冬なのに有効に時間が使えているのはうれしい。

 シンプルに暮らしているのもプラスに働いているようです。遠出をせず、徒歩で済む生活。余計なものを持たず過ごすと、物を探す時間も不要です。

 ここまで極端なのは日常ではないのですが、もう少し生活の贅肉を落とすべきだと思います。自分の生活を振り返ります。ちなみに「ハンガリー人の家は、どんなに突然訪問しても片付いている」ととある本にありましたが、長くここに暮らす友人も「そうそう!」と頷きます。少なからずのケースに当てはまるようです。

 何がそうさせるのか、まだわからないことばかりですが、この複雑な言語を学びながら1つずつ知っていきたいと思います。
 ブダペストに戻って量るのが少し怖いです。食生活は非常事態。でも皆と同じものを同じように取り入れないと力が出ません。昨日の日曜日は野菜中心に過ごしました。朝から妙にお腹が減ります。ランチは学食でBランチを。これまでの学生生活で、学食で定食をたのんだのは初めてです。

 キャンパス内で語学学校のリストにないカフェをみつけました。ここは妙にアジア系を含む外国人が多い一角です。全て英語で授業を行う学部に、世界中から学生が集まっているようです。1階のビュッフェ・カフェは、その場でサンドウィッチを作ってくれます。明日のランチはぜひここに来ようと思います。

 建物の照明が暗めなのがこちら風。アルファベットの板書の読み取りに苦労します。目をしかめていて、人相も変わっているかもしれません。今座る、この新しい建物のテーブル席は、天井までガラス張りで昼間の光を全て取り込んでいます。冬の日中の自然光の有難さを感じます。

 昨日ブダペストのダンスの先生から、「人が集まりそうなので、レッスン再開かも」と電話が入りました。週1時間では運動と言えないですが、日々の積み重ね。自宅に戻ってからのことを少し考え始めています。
 最後の追い込み。明日はテストで、その前にすべきことを詰め込んでいるところです。テストは任意ですが、確認目的で受けてみるつもりです。

 この10日ほど、睡眠時間6時間を確保しつつ、休憩時間もハンガリー語という生活をしました。正直最初は頭に全く響かず、遠く(きっと1番遠くは、ブラジル!)からハンガリー語のために集まった学生の熱気に押され気味でしたが、もう大丈夫。私は今後のハンガリー生活に向け、テンションを上げていこうというところです。

 ハンガリー語は格変化が語尾にいくつも付いてきます。一般的に「ハンガリー語を話そう!」という外国人にはとても寛容で、語尾までいかずとも推し量って理解してくれることが多いです。ですから日常は上達する必要もなく過ごせてしまいます。外国語を話さなければ近隣の国の人々とコミュニケーションをとれない、という欧州人の特徴そのままに、何かしら外国語を操る人が多く、困ってもどうにか助かります。

 トラムの中、大学内の言葉がさらに心地よくなってブダペストに戻ることができるのは、何よりの収穫です。「見ざる、言わざる、聞かざる」の生活の中で、何か変わっていきそうな春を、そろそろ迎えます。
<朝茶>
煎茶(静岡牧之原茶・深蒸し茶)
紅茶(イングリッシュ・ブレックファスト)
<昼茶>
紅茶(ダージリン・TB、PICKWICK・Liefs
 ~マグカップに蓋をし、5分蒸らし~
<午後茶> 自宅日本茶講座にて
●品種茶(静7132)煎茶「まちこ」(静岡・清水)
 ~ウェルカム・ティーとして、「桜葉香」を楽しむ~
●煎茶(静岡・両河内、手摘み)
 「上級煎茶の淹れ方」実演
●煎茶(静岡牧之原茶、深蒸し「大はしり」)
 (茶器応用)紅茶用ポット・ガラスのポット、2つ使って実習
<夕茶>
有機番茶(静岡)


 テストが終わり、イギリス人さえフランス語を話し始めてしまいました。もう私の入っていける場面ではありません。1時間の昼休みの後、2コマの授業。その前に街のTea Houseに来ています。

 店に入るとほぼ満席。かろうじて1つの席に座ります。横のカップルは横手の急須、白磁の中ぶりの茶碗で、山吹色の水色の煎茶を飲んでいます。山のお茶です。私は今度は紅茶を飲んでみようと、ダージリンを注文します。

 今日もゆっくりしている時間はないのです。先日宇治のお茶を二煎頂き、学校に戻りました。店主が目の前で入れてくれたお茶。少し高めの温度で、かぶせの覆い香を楽しみました。味のバランスも驚くほどでした。

 昨晩、お茶のプレゼントを求め再び店に寄りました。日本茶インストラクターであることを名乗ったのちのこと。店主が「この前、なぜ二煎目までしか飲まなかったのか。自分のお茶は美味しくなかったか」と聞いてきました。

 もっとゆっくり、大事に飲まなければいけない――。店主の動きを見るにつけ、とても日本茶を愛しているのが伝わります。どうしてもテイスティングのような行動になってしまうのかもしれません。1つのオーダーにしては割高な日本茶。カップ2つつき、2人でじっくり、三煎もしくはそれ以上飲んでもいいようなお茶を揃えている自負があるのでしょう。自分のためのお茶を楽しむ時間を作らなければと思った瞬間でした。

 今日の紅茶は、葉を抜いてポットでサーブされました。取っ手のないカップ、2杯でもまだ少しあります。たっぷりした量です。熱々の美味しい紅茶を外で久しぶりに頂戴しました。授業が始まるので行かなければなりません。今度店主に会った時、「なぜ全部飲まなかったのか」と問われそうですが、店を後にします。
 もっとカフェに行けると思っていたのですが…。全て授業が終わり、中心広場に面したケーキ屋にいます。

 大柄でいつも何か口にしているウィーン出身の学生は、この街の多くを食べつくしているよう。ケーキ屋もよく知っています。先生の1人に推薦されたこの店は、彼の口には合わないようですが、私には心地よいカフェに感じます。ケーキが小さめなのがいいです。

 わかってはいましたが、特に半分過ぎてからはあっという間のインテンシブコース。疲れたなどと言っていられません。私のクラスは5人中2人が年金世代。私は若い方から2番目です。英語のハンディは3人の米英国人が助けてくれました。今はブダペストに戻ることが先に頭にありますが、いつか思い起こすと、ハンガリーでの楽しく貴重な体験になるのだと思います。

 全員英語で話せば済むはずの人達です。なのにハンガリー語を学ぶ。主ないくつかのベクトルを確保しつつ、少し別の方向も模索するような生き方を感じます。私はどうなのか…考えています。

 これから最後の夕食会。初心者レベルの人も一緒ですから、結局英語・ドイツ語が飛び交うでしょう。いずれにしてもハンガリーという共通項で、今後ご縁があるかもしれません。

 明日ブダペストに帰ります。
朝の空気が香ります。この日差しの匂いには記憶があります。

ハンガリー(人)の友人に朝ごはんを誘われていましたが、彼女は急な出張でドイツへ飛びました。延期になったものの私はその気分。1人で決行しました。先週1人で来た、今人気らしいカフェ・レストランにいます。

実はこのカフェ、2ヶ月程前にリニューアルオープンしましたが、もともと1951年創業の老舗です。店のつくりは今風で、開放的。ブダペストのお洒落さんが集まっているような客層です。その一方以前からの常連さんもチラホラ。少し戸惑いつつも、お気に入りのカフェの一角を占めています。

金曜日の朝10時に店に入りましたが、きっと仕事はフレックスなのでしょう。または「仕事で」カフェを使っているのかもしれません。おしゃべりに花が咲きます。(カフェで朝ごはん②に続く)
カフェで朝ごはん①より続く)
外国人向けでない店は、どんなに気に入っても、なかなか人に勧められないというもどかしさがあります。時間帯や担当者、曜日によって感じることも違います。ハプニングも含めて見てみたいという気持ちでカフェに来ているのでいいのですが、これも訪れる客側によっても感じ方が違うでしょう。

まだまだ店員がうまく動いていない気がします。お気に入りの完璧なカフェがありますが、そこも(再)開店当初はどうだったか、思い出すと多少のムラがあった気がします。お客が育てたのかもしれません。少し通って「呼吸」を把握し、さらに居心地いい空間にしていきたいと思わせます。ここも歴史はあるのです。

前回も今日もカウンター席にいます。ここはカウンター席に1人という利用もできるカフェです。カプチーノの後のクロワッサンがなかなか出てこないのでもう一度頼みます。やりとりを見ていたカウンター内の女性との会話。「昨日の夜もいっぱいだった?」「毎晩いっぱい。ここは安いの。高くないから。…中国人?」 地元の人が集まるのでフツーにハンガリー語で聞いてきます。

楕円のカウンターの向こう側では、撮影の合間のモデルさんがお茶を飲んでいます。これからブダペストの様々な映像シーンで登場しそうなこのカフェ。また地元の「彼女」とreggeli(=朝ごはん)しに来ます。
<朝茶>
煎茶(静岡・両河内)
[コーヒー]
<昼茶>
静岡牧之原茶
(水出ししたものの二煎目として、85度程度の湯で)
<午後茶>自宅日本茶講座にて、計3名でのお茶
●ウェルカムティー
 「被覆茶・つゆひかり【望】」(静岡牧之原) 水出し 
 食前酒用小グラスで提案
●講座「上級煎茶を淹れる」
 「静岡・両河内・手摘み」浅蒸し茶(おざわ製茶
  一煎目の後、二煎目と一緒にお菓子(甘納豆)
●フレーバードティの説明と試飲
 (参加者持込の茶を豆茶碗でテイスティング)
 「ルピシア 緑茶・フレーバー」(蓋碗で水出し)
●フレーバリーティの説明と試飲
 「まちこ」(静岡・清水、品種茶・静7132)
<夕茶>
「まちこ」二煎目
<夜茶>
有機番茶(静岡・葉桐) 
「この季節、花と季節のギャップを楽しむことができる」
静岡でお花を教えて頂いた先生とのメール、こんなさりげないフレーズがあり頭に残りましたので披露させて頂きます。そしてこれをテーマにお茶時間。

家の中に今チューリップのアレンジが2つあります。1つは本来は他に行く予定だったのですが、延期になり手元にあります。昨日は朝、霧が深く、まだまだ春には遠いなと思いました。今朝は気温は8度ほど。三寒四温できっと春に近づくのだと納得する気候です。家の中は春を待つ気分になりました。ピンクやイエローが気持ちを前向きにしてくれるようです。

3月になると日本は春でしょうか。ギャップではなく、本当に春になってしまうかもしれません。本来なら2月のお茶時間のテーマなのかもしれないと思いつつ、来年のためにも少し真似事を考えてみようと思います。

新茶は3月末から出てきます。3月上旬は新茶の楽しみ方をイメージしつつ、それとは違った趣向を考えてみたいと思います。茶器も、桜が咲く前に使うべきものがきっとご自宅にあります。色も。新緑時に使う色を考えた上で、一足早い春のセッティング。

友人から頂いた七宝焼きの桜の菓子皿もきっと今からだと思います。和菓子は手元にないので、チョコレートを置いてみようかしら。チョコに合うお茶なら、香り高く、高めの温度で淹れた釜炒り製の品種茶「香駿」か「香寿」でも。緑茶らしからぬ?香りを楽しみます。当地ではバレンタインデーは日本ほどチョコの習慣も盛んではないようですから、3月に入り仲間でチョコの日をつくるのもいいかもしれません。皆と一緒にお茶を楽しもうと思います。

先日タイトルのコンサートに行きました。11時から最終は21時始まり、1時間刻みにコンサートが企画され、45分聴いて次に移ると計11個のコンサートが聴けます。2つの隣接したホールを使用。マラソンというより、チャイコフスキー駅伝。

当日昼過ぎ、チケットも事前に購入せず1人で会場に行ったら、21時始まり以外は完売。さすがハンガリーです。お気に入りのオーケストラが最終回で、「21時スタートは遅いよ」と思っていましたが、こうなったら聴くことにしました。チケット2枚購入し、夕食を自宅で済ませて、車で出直しました。

今回の企画の中心は、BFZの常任指揮者フィッシャー・イワンさん。最終回の演奏が終わり、アンコールでバレー「くるみ割り人形」の中の「スペインの踊り」を披露してくれましたが、その前に一言「11回全部聴いた人?」と客席に質問です。マラソンのゴールを称えあうかのような拍手が沸きました。

お祭り、イベント好きです。今回も無理して行ってよかった。チケットがある、と当日売っていた最終回もほぼ満席でした。
(20080202)
くらづくり本舗、蔵造りようかん・芋を頂きました。
芋ようかん、私の甘いものリストにはなかったものですが、これから頂戴していこうと思います。素朴な美味しさ。すっきりとしたお茶を楽しむお供にぴったりだと思います。

静岡でお茶請けのお菓子、素朴なものを多く見かけたのですが、そういうお菓子ほどお茶が進むことを知りました。今回は小さいお持ちかえり可のサイズ。たくさん食事を頂いた後には、丁度いいと感じました。友人の心憎い演出です。芋ようかん初心者ですが、大変美味でした。
http://www.reteshaz.com/
ハンガリーでもアップルパイに代表される「レーテシュ」というパイは好まれる食べ物です。日本人にとっては甘いパイに馴染みがありますが、お料理にもよく使われます。

街で昼ごはんを済ませ次の予定に移動していたところ、つれが気になっていた店の前を通りました。「何て立派な店だ」と思っていたらしいのですが、店の外の文字「STRUDEL/RETES」という文字を見て、!!!。中を覗くと持ち帰りもできそうで、入ってみることにしました。

朝8時から開店で、朝食も可です。夜23時までですから小腹でも? 外から見るより中の方がフレンドリーな雰囲気です。「古い店ですか?」「いいえ、3ヵ月です」 欧州は歴史ある建物内に急に新しい店ができても、何だか伝統あるような店構えに見えるのが素敵です。

ディナーもあり、バレンタインメニューは2人でいくら、という提案もありました。基本的にパイ専門店です。最近思う様に気軽にランチに入る店がなくて困っていました。レーテシュもカロリーが高いのであまり頻繁に通うと後が怖いですが、ぜひ今度は着席し頂いてみようと思います。
ブログを始めた頃はただ更新することだけを考えていましたが、最近は時間があることも手伝って、様々な機能を試してみています。例えばコミュニケーションというツールを使い、訪問者リストを見て、逆訪問をさせてもらったりしています。

お茶ブログでなくてもお茶に関心のある方はもちろんいらっしゃって、時折コメントを寄せてくださったりします。カフェブログも数多くあります。和カフェのジャンルにはお茶は欠かせません。画面を通して色々と参考になっています。

ここ数ヶ月のことですが、偶然大分のお茶屋さんのブログとお付き合いが始まりました。大分の温泉の話題を当地のとある集まりで聞いて、その直後だったと思います。こちらはお茶ブログらしからぬ話題もあり、どこか拙ブログと共通するところを感じます。茶道具を見てまわることがしにくい生活の中、リクエストして色々とアップしてくれて助かっています。当地での道具探しのヒントになっています。

ネットに頼りすぎもよくないと思いますが、リアルな世界とのバランス感を大切にしながらならプラスの効果が期待できます。情報過多を避け、自分の足も使って判断することを忘れず、利用していきたいです。今日は街で「お茶」を飲んできたいと思います。
新しい生活を始める時、それが自分の意思で決められない突然のものの場合は、知っている土地というのは安心なところがあります。立上げの頃を過ぎ、少し、安心だけでない別の何かを求める時期に入っています。

常宿があると、旅の目的を達成させるにはとても便利です。買出しや観劇、休暇、これらの目的に集中できます。今回、常宿を変えてみるということを考えました。宿を変えると歩く路地が変わり、休暇の最中に新しい発見に出会えたのは自然なこと。そんなリフレッシュの方法もあります。

新しい道を歩き、角にとても賑わうカフェをみつけました。入口から中を覗くと、ホールのケーキがダイナミックに置かれています。ウィーンの繊細なケーキとは別のジャンル。2人なのだけど、と告げると、奥の席にきちんと案内してくれました。入口付近の席に勝手に座らなくてよかった。手を入れすぎないケーキはとてもシンプルな美味しさ。日本のケーキ好きの友人が作ってくれたような、丁寧でフレッシュな味です。

定番のお茶を一年通して飲むことで気付くこともたくさんあります。プラス、定番とは違うものも、もう一本の柱として取り入れていけば、更なる発見につながる気がします。なぜ自分がお茶に惹かれるのか、その最初の第一歩を思い返す作業になりそうで。

たまの短い旅は、ブダペストの世界遺産に囲まれて暮らす私にとって、不可欠だと気付く週末でした。当地の良さも、また新鮮に見直せそうです。
<朝茶>
煎茶(静岡)
[コーヒー]
<午前茶> 自宅日本茶講座にて 計2名
●ウェルカムティー
煎茶(静岡・手摘み) 
~エスプレッソ用カップ&ソーサーで~
●講座「深蒸し茶を淹れる」 
4種の深蒸し茶鑑定
深蒸し煎茶(静岡・島田)~豆茶碗で試飲~
深蒸し煎茶(静岡牧之原・つゆひかり・被覆茶・望
●講座を終えて
台湾烏龍茶
ブダペスト春のフェスティバルが今年も始まります。3月14日(金)から30日(日)までの2週間、ブダペストのコンサートホール等で開催されます。クラッシック音楽以外でも、ダンス、演劇プログラムやオペラなどもあり、毎年どれに行くか迷うほどです。(友人が送ってくれたプログラムを日本で眺め、悩んでいました。行けないのに。)外国からも演奏家が集まります。日本でよく知られた名前もプログラムにあります。

今年も楽しみにしています。手元にチケットを少しずつ購入しています。聴きたいコンサートも、年間チケット(定期券)に組み込まれている場合は手に入らないこともありますが、それは9月に当地に来たので仕方がありません。次のシーズンは、きちんと年間チケットを購入し万全を期したいと思います。シーズンの始まりは9月、定期券はそれ以前の発売です。

フェスティバル前の週にどうしても聴きたいコンサートが2つあります。私のフェスティバルは実質3週間となりました。この時期は仕方ないのです。冬時間の最後、室内での楽しみを過ごします。

当地で通算6度目の誕生日を迎えました。前回は誕生日の直前に着任、直後に帰任しましたので、30代の5回の誕生日をしました。今週は気持ちだけでもゆったり過ごしたいと思います。

誕生日を前に、友人達とのML(お茶関係)で「素敵な40代」という話題が出ています。大まかに言って「30代より楽」というのが最初の話だったかと。40代の先輩に「早くおいで、楽しいよ」と言われて以来、時間が解決し私も40代。そう明るく招いてくれた先輩に感謝の気持ちです。年を重ねるのは楽しい。

ただし問題は1つ。「楽」になることを履き違えないこと。間違えるとオバサンになってしまいます。姿勢を正し、きちんと暮らすことを忘れずに過ごしたいです。

一応体調を大きく崩さず誕生日週間が迎えられそうです。ゆったり過ごしたいという1番の理由はこれです。過去何度誕生日前後に寝込んでいたことか。東京の2月は危険なのです。2月上旬に少し春めいたブダペスト。ここ数日は「見かけ春・実際冬」という寒さがこたえる気候です。もう少し、無理せず、頭の中のスペースを作る作業をしようかと思います。好きなお茶を自分のために淹れて。
<朝茶>
煎茶(静岡・浅蒸し)
[コーヒー]
<午前茶> お客様と共に
釜炒り茶(宮崎)
~ウェルカムティーとして、ハンガリー・ジョルナイの
カップ&ソーサーで~
煎茶(静岡・両河内・手摘み)
<夕茶>
釜炒り茶(宮崎) 
~外出の前に~
「午前中のお茶」に呼ばれ行ってきました。彼女とは4年ぶりの再会。当地での任務を終えたらここに戻るから、と自国の住所を聞いていたのですが、実はまだ帰国していませんでした。欧州内の人たちは、域内外国での長期勤務が珍しくありません。

「ハンガリー語は前習っていた?」「ハンガリー語学校で知り合ったでしょ、私たち」
もう10年も前のことになると、記憶があやふやなのもわかる気がします。大きなお屋敷には二度目の訪問。10年もいると、以前より格段にお客様の数は少なくなったと言いますが、いつでも数十人のパーティーができるよう、スタンバイされている雰囲気でした。

部屋に入るとBGMはモーツアルト。私のコレクションにないジャンルです。彼女も普段はハンガリーものを聴いているようですが、午前中には妙にモーツアルトが似合いました。私ももう少し研究が必要です。

お誘いの電話で「コーヒー、紅茶、どちら?」と聞かれていました。到着してもう一度確認され、コーヒーとお手製ブラウニーのお茶会。10時半に呼ばれたので、11時40分になった頃、一度退散すると伝えました。そこから、さらに次回の話などになり、12時頃失礼しました。家を出るタイミングは本当に難しいです。

途中ご主人から電話が入りました。私が来ているのを知ってかけてくれたのかなと思います。「主人もよろしくと言っているわ」 こちら流のおもてなしの連携を垣間見た気がしました。

お土産にハンガリー語の文法書を頂きました。動詞の活用だけの本で、とても役に立ったそう。夏には本帰国だそうです。「勉強してとは言わないわ、参考にしてね」 次回の再会は来月、私のところで10時半から日本茶です。
15分、朝早く起きるようになりました。週末、手動のコーヒーミルを入手し、豆を挽いてコーヒーを淹れたらやはり美味しいのです。「美味しいコーヒーを飲みたい人が早起きして1回分の豆を挽く」というルールを決めました。朝弱い私ですが、コーヒーミルのハンドルを回すために、少しだけ早起きになりました。

いずれ買わなければと思っていたのです。しかし電動にするか手動にするか、引越荷物も多いしなかなかきっかけがないままでした。近所のコーヒー専門店に美味しいコーヒーを飲みに行けばいいという選択をしていました。

朝は日本茶プラス、コーヒーor紅茶を淹れます。日本茶を朝淹れるようになった2005年11月16日以降、2年と少したちます。そろそろ、その時期になったということでしょう。静岡のそのコーヒー専門店のマスターから届いた豆が、背中を押してくれました。また1つ、自宅で美味しい生活、です。

神戸から静岡へ、そしてブダペストに来たコーヒー豆。懐かしい味です。神戸の前はどこから?と思いながらミルに向かいます。

5分余の贅沢。コーヒーを飲む前に、目覚めのよい朝を迎えています。
WAMPの展示を見終えて、近くのカフェにいます。1人でカフェは久しぶり。遅めのランチ、少しつまみます。

昼間ゆっくりできるところをみつけました。店はすいていますが、店員は結構います。皆にこやかに談笑しています。時間がずれて、一段落したのだと思いたい。

ハンガリーとオランダの新進芸術家の作品展示会があり行ってきました。同会場へはクリスマス市に次ぎ二度目です。今回は入場料も支払っての大きなイベントです。(手首にチケットを巻かれます!)イベントですから、「マーケット」という雑多な感じとは少し異なりましたが、皆頑張っていました。いいなと思うとオランダ製だったりするのはご愛嬌。まだ初日金曜日なので、ハンガリー作家のものが出揃っていない感じがしました。

若い作家というのは、「まだ世に出ていない」という意味でもあります。どこかで見たような?というものから、オリジナルが過ぎているものまで。ジャンルは違うのですが得られるインスピレーションもある気がします。春めいて、フットワークが軽くなる頃。失敗を恐れず、気になる展示会を覗いてみようと思います。
私の料理には波があります。よく言えば「素材を生かした」という、手をほとんど加えない料理の周期がこのところ長くなっています。料理学校では「料理」を習ったものの、それを毎日続けることは不可能です(皆さんは、されているでしょう)。お惣菜を買うことはありませんが、その分、どうしても「切るだけ」「焼くだけ」のようなことが続きます。

餃子を皮から作る、昆布出汁で鍋を作る。素材を生かしたシンプルな料理ですが、気持ちに余裕がないと頭に浮かびません。客を何でもてなすか考えた時に、肩に力の入っていない料理ができる人は素敵です。日々の積み重ねがつい出てしまいます。

木曜日の市場(いちば)、朝9時半に行ったら野菜が豊富で驚きました。新鮮なほうれん草もあり、朝早く行くことの重要性を思い知ります。トマトもまだ硬いのですが、一頃より随分元気な感じです。

野菜のパワーを自分の力にし、3月は頑張って新しいメニューに挑戦したいと思います。早生(わせ)の新が出る前に、その味を充分楽しめるよう、体調を整えていきたいです。